【意外?】様々な種類があるナットの種類9選とワッシャーの種類4選を解説!

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【意外?】様々な種類があるナットの種類9選とワッシャーの種類4選を解説!

けんくん
けんくん

こんにちはーけんくんです

部品を組み付けるとき、テーブルやいすを組み立てるときの必須アイテムにナット、ワッシャーという部品があります。工場や、DIYが趣味の人の作業場には絶対といっていいほどありますよね。

このナットとワッシャーという部品を購入しようとした時意外と(失礼w)種類が多くて驚いたことありませんか?私も購入しようとした時意外と種類が多くてびっくりし何を購入すればいいのか悩みました。

けんくん
けんくん

私は精密機器メーカーの工場で15年勤務しておりナットやワッシャーなどの部品を使う機会はほぼ毎日あります。

ですが実際のところ部品1つ1つの特徴や種類について親切に教えてくれる先輩や同僚などなかなかいませんよね?私の周りにはいませんでした。

なので今回の記事では様々な種類のナットそしてワッシャーの種類や特徴について調べて書きました。
この記事を読むとナットやワッシャーを購入しようとしたとき悩むことが少なくなります。また工場で仕事している時やDIY作業する時に適切な部品選びができるようになります。
けんくん
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それでははじめまーす

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ナット

こちらはナットになります。六角形の形をしており中央にめねじが切ってあるのが特徴です。主にボルトなどのおねじが切っている部品と一緒に使用します。
ねじには並目と細目というものがありますが並目が一般的なので迷ったら並目を購入しましょう。
ナットは形状の違いで様々な種類があります。今回の記事では以下の9種類のナットについて解説します。
  1. 六角ナット
  2. 溝つき六角ナット
  3. ナイロンナット
  4. ハードロックナット
  5. Uナット
  6. 六角袋ナット
  7. 蝶ナット
  8. アイナット
  9. ヘリサート

1.六角ナット

こちらは六角ナットです。一般的なTHEナット!という感じですね。このナットを持っておけば六角ボルトなどのおねじが切ってある部品との組み立ては問題なく行なえます。迷ったらこの六角ナットを購入しましょう。
けんくん
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ナットを締めたり緩めたりするにはスパナという工具が必要です。下記の記事でスパナについて解説しているのでもし興味があれば覗いてみてください。

 

 

六角ナットの1種、2種、3種について

六角ナットには1~3種まで種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
1種:片面取り・・・一般的な六角ナットといえばこれ。面取りしていない平らな面を取り付けたい側につけます。
2種:両面取り・・・両側に面取りしてある。向きを気にせず使用したい人はこれを選ぶと良いです。
3種:両面取りで薄型・・・両側に面取りしてありナットの高さが低い。高さの低いナットが欲しい人は検討しておこう。
けんくん
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また、3種のナットより薄い極薄のナットや高強度のナットもあるので使用したい場所に合わせて検討しましょうね!

2.溝つき六角ナット

こちらは溝つき六角ナットとなります。見た目、かっこいいですね。この溝をどう使うかというと事前に六角ボルトなどのおねじが切っている部品の軸部分に溝の幅より少し小さい直径で穴を開けておき、ボルトとナットを組み付けたあとにピンを入れます。このピンによりボルトとナットが緩まなくなる、という特徴があります。

3.ナイロンナット

こちらはナイロンナットとなります。ナットにナイロンが装着しておりナイロンの摩擦で緩みづらくなるという特徴があります。

4.ハードロックナット

こちらはハードロックナットとなります。凸ナットと凹ナットを組み合わせると摩擦により緩みづらくなるナットです。

5.Uナット

こちらはUナットとなります。金属製のフリクションリングがついていてこのフリクションリングが作用し緩みづらくなるナットです。

6.六角袋ナット

こちらは六角袋ナットとなります。六角ナットの片面がキャップの形になっておりネジ部が隠されるのでぶつかりにくくなり安全です。
けんくん
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取り付けるボルトの長さが長すぎるとキャップにぶつかり取り付けることが出来ないので六角袋ナットを使うときはボルトの長さに注意しましょう!

7.蝶ナット

こちらは蝶ナットとなります。頭部の形が蝶が羽を広げたような形をしていて手で締めたり緩めたりすることが出来るナットです。かわいいですね。似ている部品として蝶ボルトもあります。
蝶ボルトについては下記の記事でも解説しているのでもし興味があれば参照してみてください。

8.アイナット

こちらはアイナットになります。ボルトの種類にアイボルトというおねじが切ってある部品がありますが、アイナットはめねじが切ってあります。かわいいですね。頭部がリング状になっておりロープやワイヤーを使って機械類を持ち上げることに使います。

9.ヘリサート

こちらはヘリサートとなります。(現在はE-サートという名前らしいです)アルミや樹脂の軟質材やねじ山が潰れてしまった穴にねじ穴を復活するために使います。
ヘリサートの取り付け方法は以下の通りです。

出典:https://item.rakuten.co.jp/

  1. タップ下穴の穴あけ
  2. タップ立て
  3. E-サート(ヘリサート)を挿入
  4. タングの折取り

です。

けんくん
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専用工具を使い安全に作業しましょうね。

↓ちなみに挿入工具はこちら↓

ワッシャー

ワッシャーとはボルトとナットを締め付けるときにそれぞれの頭の下に入れる部品です。ワッシャーを入れることにより取り付ける側に頭がめり込むのを防止することができます。
ワッシャーも形状の違いにより様々な種類があります。今回の記事では下記の4種類について解説します。
  1. 平ワッシャー
  2. スプリングワッシャー
  3. 皿ばね座金
  4. 角ワッシャー

1.平ワッシャー

こちらは平ワッシャーとなります。一般的にワッシャーといえばこの平ワッシャーを言います。
けんくん
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ワッシャー選びに迷ったらとりあえず平ワッシャーを購入しましょうね。

2.スプリングワッシャー

こちらはスプリングワッシャーとなります。ねじの一部がねじれた形になっているのが特徴です。このねじれた部分がねじの緩み止めの役割を果たしているそうです。
けんくん
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私はスプリングワッシャーを使って緩み止めの効果をあまり感じたことはありません。平ワッシャーで十分ですね。

3.皿ばね座金

こちらは皿ばね座金となります。皿のような形をしたワッシャーでボルトを締め付けるとワッシャーがたわんでばねの力が発生し緩みづらくなります。またボルトに接する面にギザギザがついていてこれも緩み止めの効果を出しています。

4.角ワッシャー

こちらは角ワッシャーとなります。ボルトの直径に対して穴の直径が大きめの時にこの角ワッシャーを間に挟むと座面が安定する効果があります。
けんくん
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丸いワッシャーに比べると角ワッシャーは大きく場所を取るので、取り付けれるか事前に確認必須ですね!

まとめ

今回の記事では意外と様々な種類があるナットの種類9選とワッシャーの種類4選について解説しました。いかがでしたか?今回の記事にあるような知識を持っておくと周りに一目置かれるかもしれませんね。

この記事を参考に今後ナット、ワッシャーを選択する機会により良い選択ができるようになっていただければ嬉しいです。

けんくん
けんくん

以上、ありがとうございましたー

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