工場作業でケガをしにくくするアイテム『保護帽(ヘルメット)』
こんにちはーけんくんです!
工場作業で使う保護帽(ヘルメット)ですが購入を検討しても種類がたくさんあり何を買えばいいか迷いますよね?
そんな私も仕事で必要になり何を買うのか検討する時に何を買えばいいのかわからずに迷った経験があります。
ヘルメットなんてどれも同じでしょ?
そんな声も聞こえてきますがもちろん同じではありません。工場で作業する様々なシチュエーションに合わせて保護帽(ヘルメット)を購入し使用する必要があります。
この記事を読む事により保護帽(ヘルメット)の種類や特徴がわかるようになります。
種類や特徴がわかると自分が担当している作業・工程でどのような保護帽を購入すればいいのかがわかります。
最後に材質ごとのおすすめ保護帽についても解説してます。購入する時の参考にしてください。
それでは始めまーす
保護帽(ヘルメット)の耐用年数について
まず一番初めに保護帽について私がお伝えしたいことは保護帽は定期的に交換する必要があるよ、という事です。というのも私自身たくさんの工場を見させて頂いたのですがほとんどの工場で保護帽を定期的に交換していない、というのを見てきました。
1度購入したら壊れるまでずっと使う工場が多く、保護帽を定期的に購入する必要があるよってことをそもそも知らない責任者がとても多かったです。
保護帽もずっと使用していれば
これらが積み重なりヘルメットが徐々に傷んでいき、いざ頭の上に重いものが落ちてきた時に保護帽の強度が弱くなってしまって、結果頭を守ってくれない、そんな不測な事態になる可能性もあります。
せっかく保護帽を着用しててもいざという時に頭を保護してくれない!なんて最悪ですよね?
なので自分自身や自分の職場の同僚、先輩後輩の体をいざという時の事態になったとしても守れるように保護帽は定期的に新品を購入し、交換して使う必要があるよ、という事です。
定期的に交換する必要があるよって言われてもどれくらいで交換すればいいの?
そんな疑問が出ると思います。交換する頻度は特に法律で決められていませんが『日本ヘルメット工業会』のFAQを確認すると
Q1産業用ヘルメットの耐用年数は?
A
材質や使用状況で異なりますが、(一社)日本ヘルメット工業会では、PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内に交換をしていただくようお願いしています。 『出典:日本ヘルメット工業会』
となっており材質によって耐用年数が違うから交換する時期が違いますよ、となっています。
それぞれの材質ごとの適切な時期に保護帽の定期的な交換をお願いします。またそれ以前でも保護帽が破損したらすぐに交換してください。
材質の種類や特徴
次に材質の種類とその特徴について解説します。
解説する材質の種類は
- ABS
- PC(ポリカーボネート)
- PE(ポリエチレン)
- FRP
の4種類です。
ABS
ABS製の保護帽のメリット
ABS製の保護帽のメリットは安価な製品が多いことと、耐電性が良いため電気作業に向いているという所です。
デメリット
デメリットは耐熱性が悪いため高温の場所には向いていないということと、耐薬品性が悪いため薬品を扱う場所での作業には向いていません。なので保護帽の汚れを取るときに有機溶剤を使うと劣化しやすいです。汚れをとるときは中性洗剤を使いましょう。
PC(ポリカーボネート)
PC製の保護帽のメリット
PC製の保護帽のメリットは耐衝撃性が良いので強度が強いということと、耐電性が良いので電気作業に向いているということと、耐候性が良いので屋外での作業に向いているという所です。
デメリット
デメリットは耐薬品性が悪いため薬品を扱う場所での作業に向いていないという所です。
PE(ポリエチレン)
PE製の保護帽のメリット
PE製の保護帽のメリットは耐薬品性が良いので有機溶剤を使用する場所での作業に向いていることと、耐電性が良いので電気作業に向いているという所です。
デメリット
デメリットは耐熱性が悪いので高温の場所での作業には向いていません。
FRP
FRP製の保護帽のメリット
FRP製の保護帽のメリットはガラス繊維が入っているので軽量だけど強度が高いということと、耐熱性が良いので高温の場所での作業に向いているということと、耐候性が良いので屋外での作業に向いているということと、他の材料よりも耐用年数が長い5年での保護帽交換を推奨している所です。
デメリット
デメリットは耐電性が悪いので電気作業には向いていないという所です。
おすすめ安全帽は?
それでは各材質ごとでのおすすめ安全帽を紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください!
ABS製のおすすめ
ヘルメット 作業用 工事用 進和化学工業 シンワ SS-19V型T-P式RA ABS製 通気孔付き 透明ひさし付き クリアバイザー 雨だれ防止溝付 簡単サイズ調整 アメリカンタイプ 国家検定合格品 国産 安心安全
商品番号 w-153-0193
ABS製の安全帽のおすすめはこちらになります。通気孔がついているので頭がむれにくく雨だれ防止溝がついているので雨が首筋に入り込むのを防止してくれます。また着脱式クリアバイザーがついているので作業者ごとに色分けして管理することが簡単にできます。また帽体自体もたくさんの色の種類がラインナップされているので作業者の好みであったり会社の独自色を反映しやすくなってます。
↓リンク先はこちら↓
価格:2,640円 |
PC製のおすすめ
(タニザワ 谷沢製作所)
PC素材 暑さ対策 ヘルメット ST#1610-JZV (エアライト+遮熱塗装)
作業用 防災 ヘルメット (地震対策)
商品番号 058096
PC製のおすすめはこちらになります。人気のエアライトシリーズで従来の発砲スチロールが入ってなく通気性が向上して頭が蒸れにくくなってます。エアライト+遮熱塗装で遮熱効果約-12度らしく涼しく作業することが出来ます。透明なひさしがついていて雨だれ防止用の溝もついているので屋外での作業がしやすいですね。
↓リンク先はこちら↓
(タニザワ 谷沢製作所) PC素材 暑さ対策 ヘルメット ST#1610-JZV (エアライト+遮熱塗装) 作業用 防災 ヘルメット (地震対策) 価格:8,078円 |
PE製のおすすめ
ニザワ/谷沢製作所 PE素材 ヘルメット ST#0141-EZ (ライナー入) (安全用/工事用/高所作業用)(防災/ぼうさい)(地震対策)
商品番号 058035
PE製のおすすめはこちらとなります。こちらは通気孔がついてなく頭が蒸れやすいですがその分強度が強いです。また屋内で薬品や溶剤を扱う作業で使用する事を想定していると思いますが、雨だれを防止する溝がついていません。こちらも屋内で使用する分には不要ですね。
↓リンク先はこちら↓
タニザワ/谷沢製作所 PE素材 ヘルメット ST#0141-EZ (ライナー入) (安全用/工事用/高所作業用)(防災/ぼうさい)(地震対策) 価格:2,541円 |
FRP製のおすすめ
タニザワ/谷沢製作所 FRP素材 ヘルメット ST#1790-GPZ (ライナー入) (安全用/工事用/暑さ対策)(防災/ぼうさい)(Helmet)(地震対策)
商品番号 058047
FRP製のおすすめはこちらになります。ガラス繊維に熱硬化性のポリエステル樹脂を
合わせて強化したFRP樹脂が素材となっており強度が高いです。また雨だれ防止用の溝がついていて首筋に不快な雨だれが落ちてこず、通気孔がついているので頭が蒸れにくいです。
↓リンク先はこちら↓
タニザワ/谷沢製作所 FRP素材 ヘルメット ST#1790-GPZ (ライナー入) (安全用/工事用/暑さ対策)(防災/ぼうさい)(Helmet)(地震対策) 価格:2,863円 |
まとめ
今回の記事では工場で使用する保護帽(ヘルメット)の種類と特徴、各材質ごとのおすすめについてまとめました。この記事を参考に良い安全帽を選んで、実際に自分が安全に作業する、そして同僚・仲間が安全に作業することが出来る事を願っています。
以上、ありがとうございましたー
コメント